ニキビ痕を改善するための治療~イオン導入~

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美肌目的のために受ける人も多いイオン導入。最近では、家庭用に「イオン導入器」というものも出ているため、より身近なものとなっています。実はこのイオン導入、ニキビ痕の改善のために用いられることもあるんですよ。

ここでは、ニキビ痕を改善するためのイオン導入を使った治療方法について解説していきたいと思います。もし、ニキビ痕の治療について考えている人でどの治療を選ぶか悩んでいるという場合は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

【イオン導入とは?】

イオン導入とは、微弱な電流を流すことで、肌表面に塗ったビタミンCなどの有効成分をイオン化させ、肌の奥の真皮層にまで届けるという治療方法です。人間の肌の表面にある角質層は、酸性で陽イオン(プラスイオン)が多くなっているのに対し、角質層の奥の顆粒層の部分はアルカリ性で陰イオン(マイナスイオン)になっています。そのため、角質層と顆粒層では、プラスとマイナスで反発し合っているため、両者の間には微弱な電流が流れています。このようなことから、通常は、肌表面にビタミンCなどのローションを塗っても、肌の奥にまで有効成分が浸透しにくくなっています。

しかし、イオン導入で微弱の電流を流すことでプラスとマイナスを中和し、角質層と顆粒層の間に流れる電気を弱めることができます。ですから、イオン導入によって有効成分を浸透させると、浸透力を通常の数十倍にも高めることができるのです。

 

また、イオン導入はケミカルピーリングと併用して施術を行っているクリニックも少なくありません。ケミカルピーリングは、肌表面にある古い角質を取り除く作用があるので、ケミカルピーリング後の肌は肌表面のバリア機能が少し弱っている状態にあります。その状態の時にイオン導入を行うと、有効成分の浸透力をさらに高めることができるというわけです。

イオン導入は、色素沈着や赤みなどのニキビ痕の治療だけでなく、シミや毛穴の開き、美白などの目的で使用されています。

【ニキビ痕の改善のためにイオン導入する成分】

イオン導入によって導入する成分の代表的なものがビタミンCですが、プラセンタやトラネキサム酸などの成分が導入されることもあります。それぞれの成分の特徴と効果についてお知らせしましょう。

◆ビタミンC

ビタミンCには、メラニンの生成を抑制したり、肌に溜まったメラニンを取り除いたりする効果があります。ですから、ニキビ痕の赤みやシミのような色素沈着を改善するのに効果的です。また、コラーゲンの合成を促進するので、ニキビ痕のちょっとした凹みなども目立たないくらいにすることができます。

◆プラセンタ

胎盤からとられたプラセンタですが、優れた保湿成分や美白効果、また、肌のターンオーバー(新陳代謝)を高める効果があることで知られています。赤みや色素沈着などにニキビ痕を改善し、クレーター状のニキビ痕の軽度の凹みくらいなら改善することができます。

◆トラネキサム酸

美白効果が高いことで知られており、色素沈着などの原因となるメラニンの生成を抑制します。そのため、赤みや色素沈着などのニキビ痕の改善に効果的な成分です。

【イオン導入のメリットとデメリット】

イオン導入のメリットは、有効成分の肌への浸透力を高めることで、効果を出しやすくすることができるという点です。即効性には欠けますが、治療を続けていくことで徐々に効果を実感することができます。また、電流を流すので少しピリピリとした刺激を感じるものの、痛みを感じるほどではないので、比較的気楽に受けることができます。

デメリットは、即効性に欠けるために効果を得るためにはしばらく治療を受け続ける必要があるという点です。また、妊娠中や授乳中の人、ペースメーカーなどの金属類が身体に入っている人は治療を受けることができません。

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