ニキビ痕を改善するためのレーザー・光を使った治療

できてしまったニキビ痕には、自然と治るものもありますが、クレーター状になったニキビ痕などは自然と治ることはほぼ期待できません。もし、治したいという場合は、皮膚科で本格的な治療を受けることが必要になります。ニキビ痕を改善するための皮膚科での治療方法にはいくつか種類がありますが、代表的な治療方法の1つがレーザーや光を使った治療方法になります。

ここでは、ニキビ痕改善するためのレーザーや光を使った治療方法について説明したいと思います。

【レーザーを使ったニキビ痕を改善するための治療】

ニキビ痕を改善するためのレーザー治療に用いられるレーザーにはいくつかの種類がありますが、代表的なレーザーをご紹介します。

◆フラクセル/フラクセル2/フラクセル3デュアル

レーザーで肌表面にミクロ単位の小さな穴を開けていくことで、肌の再生力を促進します。通常のレーザーでは、肌を修復・改善する効果がありますが、フラクセルでは肌自体を「入れ替える」ことができます。

肌表面のバリア機能は温存しながら治療をすることができるので、治療直後からメイクをすることも可能です。3~4週間に1回くらいの頻度で複数回の施術を受けることで、徐々にニキビ痕の凸凹を改善することができます。

◆CO2レーザー

CO2レーザーは、水分に吸収されやすいという特徴を持っているので、患部に照射すると、その中に含まれている水分がレーザーのエネルギーを吸収し、蒸散作用によって瞬間的に組織を削り取ることができます。ですから、クレーター状やケロイド状のニキビ痕、また、しこりなど治療することが難しいニキビ痕を改善することができます。

◆サイトン

世界中の美容外科医により高い支持を受けているのがサイトン社のレーザーで、その高い技術と効果から「キング・オブ・レーザー」とも呼ばれています。フラクセルと同様、目に見えない小さな穴を肌表面に多数開けていくフラクショナルタイプのレーザーとなり、コンピューターによる制御の下、照射を行なっていきます。皮膚の深いところまでレーザーが届くことから、重度のクレーター状やケロイド状のニキビ痕にも効果が期待できます。

◆ジェネシス

肌表面の古い角質を取り除くピーリング効果を持つレーザーですので、肌のターンオーバーを高めることができます。そのため、赤みや色素沈着によるニキビ痕に効果が期待できます。また、ピーリング効果に加えて、レーザーの熱作用によって真皮層にあるコラーゲンを活性化させる効果もありますから、クレーター状のニキビでも凹みが少なければ改善することができます。

【光を使ったニキビ痕を改善するための治療】

ニキビ痕の治療として、IPL(インテンスパルスライト)という光を用いる治療もあります。光治療とかフォトフェイシャルと呼ばれている治療法です。

肌にマイルドな幅広い波長域を持つ光を照射することで、メラニンを破壊することができますから、ニキビ痕の赤みや色素沈着に効果的です。また、真皮層にあるコラーゲンの再生を促す効果もあります。

【ニキビ痕の症状によって使うレーザーが異なる】

ニキビ痕の治療に用いられるレーザーにはいろんな種類がありますが、ニキビ痕の症状によって使い分けられています。

例えば、赤みや色素沈着といったニキビ痕だと、「フォトフェイシャル」や「ジェネシス」、クレーター状のニキビ痕だと「フラクセル」や「CO2レーザー」、重症のクレーター状ニキビには「サイトン」という風にです。

ただ、レーザーや光を用いたニキビ痕の治療は健康保険が適用されませんので、全額自己負担になります。ほとんどの場合、1回の施術による効果は限られており、複数回の施術を受けることで満足のいく改善がみられますから、その分の費用がかかるという点を覚えておきましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ページ上部へ戻る