ニキビは潰した方が早く治るというのはホント?

c5fbf5aa2303c7137c856ae3eedaa606_s

ニキビは「潰してはいけない」とよく言われますが、ついつい潰してしまっちゃうという人は少なくないのではないでしょうか?実際に、ニキビを潰すとニキビ痕ができてしまうこともありますが、ニキビが治るのが早くなったように感じることもあります。そして、最近では「ニキビは潰した方が早く治る」とまで言われているようです。

ここでは、ニキビにまつわる気になる疑問、「ニキビは潰した方が早く治るというのはホント?」という疑問についてお答えしていきたいと思います。

【ニキビを潰して治す方法は皮膚科でも行われている】

「ニキビを潰しちゃいけない」とは長く言われてきたことですが、実は皮膚科でのニキビ治療の1つにニキビを潰す治療が行われています。『面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)』という方法で、ニキビに小さな穴を開けて、中に溜まっている皮脂や古い角質、膿などを押し出す治療方法です。ニキビの中のものを押し出す際には、指ではなく、専用の面皰圧出器(アクネプッシャーとかコメドプッシャーとも呼ばれる)を使って押し出します。

面皰圧出を行うと、ニキビの原因である毛穴詰まりを解消した上で、中に溜まっているものを外に押し出すことができますから、ニキビの治癒を早めることができます。また、中に膿が溜まっている場合は、膿を取り除くことで炎症を鎮めることができますから、ニキビの治りが早くなります。

ですから、ニキビを潰すのは良くないと言われてきたものの、実は皮膚科ではニキビを潰すことでニキビを治す方法が行われているということです。また、この治療方法は、健康保険が適用されますから、多くの皮膚科で一般的に行われている治療方法です。

【ニキビを自分で潰すのは初期段階まで】

ニキビは潰した方は実際には早く治るということですが、自分でやる場合はいくつかの注意点があります。

まずは、清潔な手で行うということです。きちんと洗っていない手でニキビを潰してしまうと、逆にニキビを悪化させてしまいますから、手はキレイに洗った上でニキビケアを行うようにしましょう。

また、入浴後などの毛穴が開いた状態の時にニキビは潰すのがオススメです。なかなか潰れないニキビを無理やり潰そうとしたり、頻繁にニキビを潰したりしてしまうのは、肌への負担となるのでNGです。

そして、自分でニキビを潰すのはニキビの初期段階までにしましょう。初期段階のニキビとは、ニキビにまだ炎症が起きていない状態のことです。ニキビがまだできて間もない、白ニキビや黒ニキビと呼ばれている状態のニキビになります。この段階までだと、ギリギリ自分でも潰せますが、自信がない場合は皮膚科で潰してもらった方が安心です。

【炎症を起こしたニキビは潰さない】

ニキビは潰した方が早く治るといっても、すでに炎症を起こしてしまったニキビは、自分で潰して治そうとはしないでください。炎症を起こしたニキビとは、ニキビが悪化して赤くなったり、膿が溜まって黄色くなったりした状態のニキビのことです。

この状態のニキビを潰すと、ニキビ痕が残る原因になったり、逆にニキビが増えてしまったりすることがありますから、絶対に自分では潰さないようにしましょう。

皮膚科に行くと、炎症を起こしたニキビでも面皰圧出による治療が行われることがありますが、その際にはレーザーを併用したり、外用薬な内服薬などを処方したりして、他の治療方法と組み合わせて行われることが少なくありません。ですから、ニキビがすでに炎症を起こしている場合は、自分で何とかしようとするのではなく、皮膚科に行って治療を受けるのがオススメです。そうすれば、ニキビ痕を残さないように細心の注意を払いながら、適切な治療を行ってもらえます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ページ上部へ戻る