ニキビに効果的な洗顔料の選び方

思春期の時期にできることの多いニキビですが、ニキビは正しくケアしないとニキビ痕ができてしまって大人になっても悩みの種になってしまうことがあります。また、ニキビができるのは実は思春期だけではありません。大人になってできる大人ニキビもあります。大人ニキビの場合は、思春期ニキビと比べて治りにくいのでさらに厄介です。
ニキビの予防・改善のためにまず行いたいのは、スキンケアを見直すこと。そして、スキンケアの基本として一番に見直したいのが洗顔です。
ここでは、ニキビに効果的な洗顔料の選び方についてまとめてみましたので、ニキビがなかなか治らなくて困っているという人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【洗顔料は泡立ちのいいものを選ぼう!】
洗顔時に大切なのは、しっかりと洗顔料を泡立てて泡で洗うということです。泡立ちが悪いと、手のひらで顔をこすってしまいますから、それが肌への刺激になってしまいます。ですから、洗顔料は泡立ちのいいものを選ぶことが大切です。
泡立ちが悪いかどうかは、使ってみないと分からないことが多いのですが、保湿成分がたっぷりと含まれた石けんや、手作りの石けんなどは泡立ちが悪いことが多いので、ニキビケアのためにはオススメできません。
また、毛穴の汚れを取るという目的でスクラブが入っているスクラブ洗顔もありますが、スクラブタイプの洗顔料も泡立ちが悪いことが多いですし、スクラブによって肌表面を傷つけてニキビを悪化するリスクが高いので、ニキビの予防・改善のためには避けた方が無難です。
ただ、泡立ちが良い洗顔料の中には洗浄力の強すぎるものもあります。洗浄力が強すぎると肌への負担となりますから、洗浄力が強い洗顔料もニキビケアには適していません。ニキビケアのためには、肌にやさしいマイルドなタイプの洗顔料でありながら、泡立ちの良いものを選ぶようにしましょう。
【洗顔料のタイプとその特徴】
洗顔料には洗顔石けんだけでなく、洗顔フォームや洗顔ジェルなどいろんなタイプのものがあります。ですから、「どのタイプのものを選んだらいいんだろう?」と悩んでいる人も少なくないでしょう。ここでは、洗顔料のタイプとその特徴をまとめてみましたので、洗顔料選びの参考にしてみてくださいね。
◆石けんタイプ
洗顔料の中でも比較的肌にやさしいものが多いのが洗顔石けんです。天然成分由来のものやオーガニック成分由来のもの、そして、美容成分が豊富に含まれたものなどがあり、それぞれに使用感が異なります。
ただ、泡立てる手間がかかるのと、湿度の高い浴室などに置いておくと溶けてしまうことも少なくありませんので、きちんと管理する必要があります。
◆フォームタイプ
手軽に使えて携帯するのにも便利ですが、界面活性剤が入っているので肌への負担はかかります。天然成分が含まれているものもありますが、界面活性剤が入っていることには違いがありませんので、人によっては肌に合わないこともあります。
◆ジェルタイプ
泡立ちがいいのですが、その分洗浄力の強いものが多くありますので、選ぶ際には洗浄成分をよく確認して選ぶのがオススメです。
◆泡タイプ
ポンプ式のボトルに入っていることが多く、ポンプを押すと泡状になった洗顔料が出てきます。洗顔ネットなどで泡立てる手間が省けるので、泡立てる手間を省きたい人にはオススメです。
【洗顔時の注意点】
メイクをしている場合は、まずはクレンジング剤でメイクを落としてから洗顔を行うようにしましょう。洗顔料の中には、メイク落としと洗顔とが一緒にできるオールインワンタイプのものがありますが、オールインタイプの洗顔料は洗浄力が強い上にメイク落としとしては不十分ということが少なくありませんから、クレンジング剤と洗顔料は別のものを購入するのがオススメです。
また、洗顔後は「多すぎるかな」と思うくらいしっかりとすすいで、すすぎ残しがないようにしましょう。しっかりとすすいだ後は、タオルで水分を拭き取り、ローションや乳液ですぐに保湿してくださいね。