ニキビ痕ができるメカニズム

a74964e912dbf3aa2036b8bba170bd44_s

ニキビができるのも悩ましいものですが、ニキビが跡形もなくキレイに治ってくれたら、とりあえずホッとしますよね。しかし、ニキビ痕が色素沈着してシミのように残ってしまったり、陥没してクレーター状になってしまったりすると、かなりショックは大きくなるものです。

ニキビの間違ったケアやニキビの悪化が、ニキビ痕が残ってしまう原因になるということは大抵の人は知っているものの、どのようにしてニキビがニキビ痕を残すのか、そのメカニズムは知らないという人は少なくないと思います。

ここでは、ニキビ痕が残るメカニズムについて解説したいと思います。

【ニキビ痕ができる原因】

ニキビが治った後も、ニキビの痕が赤く残ってしまったり、また、ニキビ痕がクレーター状に陥没してしまったりすることがありますよね。ニキビ痕ができる原因としては、次のようなものが考えられます。

できた後のニキビを放置して適切なケアをしなかった

◆ニキビを指で潰してしまった

◆できたニキビをついつい触ったり、洗顔時にこすったりして刺激した

◆睡眠不足や食生活の乱れなどでニキビを悪化させてしまった

このように、ニキビができた後の適切なケアを怠ったり、ニキビを悪化させるような生活を送ったりすると、ニキビ痕ができやすくなります。

【ニキビが炎症を起こすと、ニキビ痕ができるリスクは高まる】

ニキビができると必ずニキビ痕が残るわけではありません。ニキビができても、ニキビ痕が残らないこともあります。また、ニキビ痕の中には、しばらくするとやがて消えるものもあれば、後々までずっと痕が残るものもあります。

このような違いは、ニキビの重症度によって生じます。ニキビの症状が軽ければ、ニキビ痕が残ることはほとんどありませんし、仮にニキビ痕が残っても、やがては肌のターンオーバー(新陳代謝)と共に痕は消えていきます。しかし、ニキビが赤く炎症を起こすと、ニキビ痕が残る可能性は高くなります。また、炎症の度合いが進むにつれて、できたニキビ痕は消えにくくなります。

【炎症が皮下組織にまで達してしまうとニキビ痕ができる!】

ニキビが炎症を起こすと、ニキビは赤くなります。この状態は赤ニキビと呼ばれています。赤ニキビの段階で、適切なケアを受けることができれば、ニキビは悪化することなく治ります。

しかし、赤ニキビがさらに進行すると、ニキビの内部で化膿し始めて、やがてはニキビの色は黄色になり、黄ニキビと呼ばれる状態になります。この状態になると、毛穴だけでなく、周辺組織まで破壊されていきますから、ニキビ痕ができやすくなりますし、できたニキビ痕はなかなか消えにくくなります。

ニキビの進行度と、それに伴うわたし達の肌へ与えるダメージの度合いについて説明しましょう。

わたし達の肌は大きく3つの層に分けることができます。まず、肌表面に一番近いところにあるのが「表皮」と呼ばれる部分です。表皮自体もいくつかの層で成っていますが、その厚さはたった0.1~0.3mm程度と言われていますから、とても薄いものです。

この部分にニキビ痕が残った場合は、肌のターンオーバーによって徐々に排出されてニキビ痕は消えていきます。

そして、表皮の下にあるのが「真皮」と呼ばれる層です。この部分には、コラーゲンやエラスチンなどの肌の弾力を保つのに欠かせない組織があり、この部分がダメージを受けると肌のハリが失われます

もし、真皮層にまで炎症が及んで真皮層にダメージが生じると、傷ついた真皮層を穴埋めするために突貫工事的なコラーゲンが大量に作られて、その部分を埋めます。しかし、この時に作られたコラーゲンは、通常のコラーゲンとは異なるために、そこがクレーター状の痕を作ってしまいます

表皮のさらに下にあるのは皮下組織です。この部分にニキビの炎症が達すると、しこりやクレーター状のニキビができる可能性が高くなります。そして、この部分にまで達したニキビ痕は、なかなか治すのは難しくなります

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ページ上部へ戻る